ADF7021を使用してノードを作る

作業経過
ADF7021でのテストがほぼ終了しました。回路図等は近々アップします。
無線部ヘッダーの生成・復号のためのプログラムを作成しました。
評価ボードから読み込んだ無線部ヘッダーの情報をASCIIコードに戻すプログラムをテストしています。 この過程でICOM社の無線機の無線部ヘッダーに使用されているCRCの計算方法がCCITTの標準とは違うのではないかという問題に直面しています。最終確認では無いのですが、初期値が標準の0xffffでなく、0xff0fが使用されている可能性があります。 CRCの計算方法は、CCITT準拠ですが、処理するビットがLSBから処理する方法が採用されています。
ADF7021評価ボードから、GMSK信号を復調したデータをPC側に取り込むテストをしてみました。正常に動作しています。 後は、無線部のヘッダーからコールサイン等の情報を取り出す処理を追加するだけです。PC側で取り込んだ情報の一部 が下記URLで見られます。 (受信データの一部)


431MHzから470MHzまで送受信出来る評価ボードのADF7021DBZ3を入手しました。大きさは、約24mm x 37mmです。 ADF7021DBZ3の部品配置面

裏面
14ピンのヘッダーピンソケットが付いています

マザーボードの表面

裏面


評価ボード設定プログラムの設定画面


GMSKの復調信号と同期信号
上が復調信号
下が同期信号
垂直 2V/1cm
水平 0.2mSec/1cm


Data Sheets他
  • 無線部ヘッダー生成・復号プログラム
  • ADF7021データシート
  • DVモードのパケットの構成


  • 履歴
    2007.12.31 受信信号をPC側に取り込むテストをして見ました。正常に取り込めています。
    2007.12.28 制御用のCPUとしてPIC18F2550が使用できそうですので、USBモジュールをアセンブラーで書いてみました。
    2007.12.18 受信のテストをしてみました。4800bpsのGMSKの復調信号は正常に受信できることを確認しました。
    2008年06月24日更新
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