(X)netを使う
7M3TJZ(JK1ZRW)では、(X)netプログラムを運用しています。このプログラムは、全世界のアマチュア無線
家が開設しているサイトとを繋ぐプログラムで、この(X)net経由で各地のサイトに入ることができます。
7M3TJZは、現在無線でのアクセスの入り口として
1.JARLが割り当てをしているIPアドレスを使用してアクセスする方法
2.amprnet(44.xx.xx.xx)のIPアドレスを使用してアクセスする方法
の2種類の入り口を用意しています。
前者は、相手局として7M3TJZを指定して、IPアドレス10.1.1.56にアクセスして頂け
ればアクセスできます。ただし、呼出局が何処に居るかで、レピータの指定方法が異な
ります。
後者は、ampr.orgのネットワークの一部として接続しますので呼出局が44で始まる
グローバルIPアドレスを持っている必要があります。持っていない局の為に、接続時
に動的に44で始まるアドレスを割り当てるサービスも提供しています。使用している
PCのネットワーク接続で「IPアドレスを自動的に取得する」と「DNSサーバーのアドレ
スを自動的に取得する」を指定して接続して頂ければ接続出来ます。この接続方法
は、現在D-STARのレピータ網で何処まで転送されるかは不明な為、田無タワーのサービ
スエリア外からはアクセスできないかもしれません。
これらのアクセス方法の詳細については、「
7M3TJZにアクセスする」を見て下さい。
田無タワーのサービスエリアからのアクセスの場合
相手局に 7M3TJZ を設定
RPT1とRPT2にJP1YIWを設定
自局に各自のコールサインを設定(下記の例ではJA1XYZです)
下記が、田無タワー(JP1YIW)を指定した例です。
DDモードに設定
RPSに設定
TXinhが消えていることを確認
下記の図を参考にして下さい。周波数は田無タワーの例です。
接続が確認出来ましたら、コマンドプロンプトもしくは「ファイル名を指定して実行」
から次のように入力して下さい。以下、コマンドプロンプトからの実行方法について説明します。
Windowsのコマンドプロンプトを立ち上げます。その後、telnet gw.jk1zrw.ampr.org
と入力します。(下記図参照)
下記のようなメッセージと共に、Login: と表示されコールサインの入力待ちとなります。
ここで、各自のコールサインを入力します。入力文字は、表示されませんので注意して下さい。
上記のように表示されましたら正常です。あとはコマンドを入れるだけです。コマンドの
一覧表は h と入力すると表示されます。下記が、その一部です。
下記は、Link と入力して、現在、当局と直接リンクをしている局の一覧表を表示させた例です。
これらの直接つながっている局以外にも、その先のリンク先にも接続することができます。
コールサインに次のdstで示される数字が、その数です。
現在当局から接続しているプロトコルは、
2種類あります。NetRomとFlexNetです。NetRomの接続先は、Nodes と入力すると一覧表が
表示されます。下記がその一部です。
FlexNetの接続先は Dest と入力すると表示されます。下記に一部を示します。
各局へ接続するには、NetRomの場合、先の一覧表から目的とする局を選びますが
AGWBBS:IZ0AGW-8 のように表示されている場合は、AGWBBS もしくは IZ0AGW-8 の
どちらかを c の次に C AGWBBS のように書きます。 またFlexNetの場合は、YO8KUG 8-8
と表示されている場合は C YO8KUG-8 のように書きます。書き例は C YO8KGU-8 と
した例です。
このようにして、各国の局が開設しているサイトに入れます。
入力文字を表示させる為には、localecho の設定が必要です。BBSにコネクトした状態で
"CTRL+]"(CTRLキーと]を同時に)押します。すると、Microsoft Telent> と表示されます。
ここで set localecho と入力します。
ローカル エコー:オン と表示されます。ここで、リタンーを押しますと
元の画面に戻ります。
2004年12月19日更新
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安田 聖(やすだ さとし)7M3TJZ
E-mail: 7m3tjz@jk1zrw.ampr.org