ID-800内部

2007.07.19追記 表示部分の基板のH8/3847周りを見ていて気がついたのですが、 SSB通信手順が使用できるSCI1でなく、SCI32が使用されています。手順については、もう少し 調べてみます。

2007.07.18追記 シンクロの波形を見ていて気がついたのですが、通信手順は 調歩同期(通常のRS232C)でなく、H8のマルチプロセッサー間通信の手順のSSB(所謂I2C)では ないかと思います。そうであれば、コールサイン等の読み出し、設定はそれほど難しくはありま せん。もしそうだとすると、下記の白と茶の信号線の説明が間違っていることになりますので、 注意してください。この週末に、モニター機器(I2C用のモニター機器)が用意できれば確認して みます。  


本体と表示部分の接続部分(本体側)端子が4本出ているのが分かる。


本体と表示部分の接続部分(表示側)


表示部分の正面


本体内部


本体内部(カバーを外した状態)DVモジュールが見える。IC-U1のUT-118オプションの写真 と見比べて下さい。部品の配置が同じであることが分かります。


本体内部(カバーを外した状態)DVモジュールが見える(拡大写真)


DVモジュールの直付けケーブル(簡易データ入出力)の状態
DATAソケット(背面のMiniDIN)の4番ピン(RS232C出力)に白色ケーブル、7番ピン(RS232C入力) に赤色ケーブルが接続されています。


DVモジュールの裏側
コネクターはNAIS(松下電工)の基板対基板狭ピッチコネクターP8です。


表示部分のカバーを外した状態


表示部分のCPU部分(H8/3847が読み取れる)
セパレートケーブルのピンアサインは、左から、12V、本体からの表示部への信号線、表示部か らの本体への信号線、グランドです。


セパレートケーブルのコネクター部分。上がパネル側、下が本体側です。


表示側のコネクターとケーブルの対応 シールド(グランド)、黒(青ぽっく見える。 本体に供給されている12V)、白(本体から表示部への信号線)、茶(赤ぽっく見える。表示 部から本体への信号線)


表示部から本体への信号の波形の一部(初めの部分がかけている)
全体の波形が、定期的(100msec毎)に 本体に送られている。表示部で各種操作を行うと、この信号が変化する。 これらの波形から(1V/cm 0.5msec/cm)信号レベルは2V(3.3Vのロジックレベル)で9600bpsと 思われる。(水平方向の走引が約2割ほど早くなっています。)



2007年07月19日更新
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