IC-U1内部
IC-U1
IC-U1の正面
電池パックを外した状態 この上下の2本ねじを外した下がオプション(UT-118)のインスト
ール場所
カバーを外した状態
UT-118をインストールした状態
UT-118オプション
IC-V1/U1用のD-STAR用のDVオプションです。ID-800のDVモジュールと見比べて下さい。部品の
配置が同じであることが分かります。この他にD-STAR仕様でないUT-114、UT-115があります。
(H8/3687に書き込まれているプログラムが一部違います。)
表側 #02のシールの下のICはDVSI社のAMBE-2020です。また基板のマーキングにB6071Bと
記入されている(右上)ことが読み取れる。この番号は、UT-115の基板と同じであることを示
している。(UT-115のプリント基板のレ
イアウト)
裏側 o.500と見えるシールの下のICは、H8/3687です。
GMSK用IC(CMX589A)周りのピンの様子 19pin:TXDT、20pin:RXDT、21pin:RXCK、22pin:TXCK
(赤色の丸の中)です。この端子からGMSKのデジタル入出力が取り出せます。なお、この端子か
ら取り出せるのはビット列でバイト単位のデータではありません。ですので、通常のシリアルインターフェースは
使用できません。また、H8/3687と本体内部のCPUとデータをやり取りしている端子は、49pin:RXD_2、50pin:TXD_2
(緑色の丸の中)です。
CPU(H8/3687)周りのピンの様子 GMSK用のIC(CMX589A)へクロック(2.4576MHz)を供給して
いる端子39pin:MCLK(H8/3687のクロック9.8304MHzを4分周したものです。)
コネクターのピン配置
1 | PTTIN_C | PTTの入力 | 30 | AGND | アナロググランド |
2 | PTTOUT | PTT出力 | 29 | 5V | 電源5V |
3 | DMOD | FM変調回路へ | 28 | VCC_8V | 電源8V |
4 | AMODIN | デジタル変換する音声入力 | 27 | TXD | フラッシュメモリー出力 |
5 | F_RXD | フラッシュメモリー入力 | 26 | 232_TX | 簡易データの出力 |
6 | BUSY_C | | 25 | 232_RX | 簡易データの入力 |
7 | RES | リセット要求の入力 | 24 | RMUTE | 音声のミュート制御信号出力 |
8 | NC | | 23 | FMDET | FM検波からの入力 |
9 | NC | | 22 | DAFOUT | デジタルから復調した音声出力 |
10 | NC | | 21 | REFMOD | DMODと同じ出力(バッファ経由) |
11 | NC | | 20 | NC | |
12 | GND | グランド | 19 | FLASH | フラッシュメモリー書き込み制御 |
13 | GND | グランド | 18 | RXD_2_C | CPUへの入力 |
14 | P01 | 調整時グランドに落とす | 17 | TXD_2_C | CPUからの出力 |
15 | NC | | 16 | NC | |
UT-118でなくUT-115のBlock Diagramです。UT-118とUT-115の違いは、H8/3687に
書き込まれているプログラムがマルチパス対応になっているかどうかの違いだけです。
D-STARでは、UT-118以外では互換性はありません。(J301が上記コネクターです。
プリント基板のレイアウト、
ブロックダイアグラムそして
回路図が見られます。)
2005年05月31日更新
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安田 聖(やすだ さとし)7M3TJZ
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